水道管-調査(導水管・送水管・配水管)
内視鏡カメラ調査
水道管内の状況を「高耐水圧の内視鏡カメラ」を用いて
水道水の供給を止めることなく不断水で調査可能です。管内の状況把握から、安全な水道水の共有維持を実現ください。
イメージ図
水道管調査の特長
調査の精度向上
難易度削減から水を止める
布設替え工事の抑止に成功
精度向上
1リアルタイム映像確認
管路内の状態、濁質の発生、内面腐食状況などが、リアルタイムの映像で調査できます。
2原因追求
濁水や赤水等の被害がある場合は原因を追究することができます。
3SDZS
維持管理に必要な情報を得ることで、その施設の運用効率が高められます。
費用・労力の削減
1不断水
高耐水圧の内視鏡カメラで、今まで困難だった「使用中の水道管路内を不断水で調査」することを可能に。
2調査労力削減
既設の地下式消火栓や空気弁の「ボール式補修弁」を介してケーブルを挿入し、内視鏡カメラが管路内状況の調査を実施。
3無駄な工事を削減
水道管路内の老朽化を診断し、維持管理や更新を判断できるため、無駄な布設替え工事などの費用がかかりません。
水道管調査の メリット・デメリット
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調査することのメリット
定期的に調査することで、管内の汚れや腐食状況を把握することができるので、未然に水のトラブルを防ぐことにつながります。
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調査しないことのデメリット
管内にサビや不純物などが堆積して水が濁ったり、不味い水が出る原因になります。また管内に汚れが付着して管路が狭くなってしまい、水量が減る原因にもなります。
実績
調査実施実績
44件(契約)
※池数は別
内視鏡カメラ調査の作業手順
機材搬入
内視鏡カメラ装置本体、挿入装置本体、その他付属品一式は消火栓近くにブルーシートを敷き地面に直接置かないようにします。
消火栓取り外し
消火栓本体部取外し、補修弁上部への組み付けをおこなえる準備をします。
機材設置
内視鏡カメラ本体の組立をおこない、各装置のコード類を接続し動作確認します。その後取り付け各部を消毒してから設置します。
カメラ挿入作業
補修弁をゆっくりと開き全開状態にし、内視鏡カメラを慎重に配水管に挿入していきます。このときカメラの挿入方向を確認します。
管路内調査作業
ケーブルを手送りしてカメラ本体を配水管内部へ挿入し管内の撮影を開始します。上下流とも調査が終わったら、カメラを消火栓の位置まで戻します。
カメラ取外し作業
濁水が発生していないことを確認してからドレン弁を閉じ、補修弁も全閉状態にします。その後カメラ装置を取り外し消火栓本体部を元通りに設置します。
消火栓復旧
消火栓本体を元通りに設置します。補修弁を全開状態にし復旧完了です。
片付け
調査終了後、各機材を片付けます。調査箇所付近はごみ等が無いよう確認を行います。
よくある質問
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断水せずに管路内を確認できますか?
基本的に可能です。
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土木工事は必要ですか?
必要ありません。消火栓や空気弁下にある補修弁を介して調査をおこないます。
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近くに補修弁が無い場合は調査できないのですか?
補修弁が無い場合でも、サドル分水栓を介して調査をおこなえます。
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調査可能な管はどんな種類ですか?
ダクタイル鋳鉄管、鋳鉄管、鋼管、塩化ビニル管、ポリエチレン管等が調査可能です。
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何メートルまで調査できますか?
基本的に上下流30mが調査可能です。30m以上の調査をご希望の際はご相談ください。
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大口径の導送水管を調査できますか?
専用ドローンを用意しており、内部調査はもちろん、高性能ソナーにより不明管調査も可能です。